脳波検査

脳波検査とは

脳波、というと、最近では「脳波で動くネコミミ」が発売されたりと、医療的な分野以外で話題になることも多いですよね。
その影響か、なんとなく「何かしたり考えたりしたときに測れるものなのかなぁ」というようなイメージがあると思います。
では、医療的には脳波検査とはどういうものなのでしょうか。

まず、脳波とは正しくは、脳から生じる電気活動を頭皮上や鼓膜などに置いた電極で記録したものです。
脳はその活動に伴っていつも微弱な電波を出し続けています。
それが頭皮上にわずかな電位差となって現れるので、その電位差を電極で捕らえて波形として記録するのが脳波検査です。

では、脳波検査はどのように行われるものなのでしょうか。

脳波検査は、ベッドに仰向けに寝た状態で行われます。頭に十数個の電極を取り付け、安静にして行います。
目を開いたり閉じたり、深呼吸をしたりといったことをし、そのときの脳波を調べます。
以前は電気的に遮断されたシールドルームという部屋で行う必要がありましたが、最近では携帯型の脳波計も出てきたりしているので、通常の病室などでも測定することができるようになっています。

あまりなじみのない検査ですが、けいれんを起こしたときや意識障害を起こしたとき、てんかんが疑われるときなどに用いられます。
また、頭部MRI検査などの結果とも併せて、脳腫瘍や脳挫傷などの診断にも利用されます。

たとえばてんかんの場合、発作が起きているときにはとげのようにとがった波形や、やや幅広の鋭い波形が現れます。これは、発作が起きたときにいくつかの神経細胞が同時に電気を出すためです。

なお、脳波検査は準備も含めると5分10分で終わる検査ではないため、できれば事前にお手洗いなどを済ませておきましょう。
また、髪を洗って清潔にし、整髪料などをつけない状態で検査に臨みましょう。