免疫血清検査

免疫血清検査とは

「免疫」「血清」と、なんだか大変そうな名前がついているこの検査。この免疫血清検査も血液検査の種類のひとつです。
どのようなことを調べる検査かといいますと、『感染症の検査』や腫瘍が作り出す特異な物質である『腫瘍マーカーの検査』、『甲状腺・甲状腺ホルモンの検査』などを行うものです。
たとえば、エイズの検査やB型ならびにC型肝炎といったウイルス感染、胃がんや大腸がん、乳がんなどの各種のがん、甲状腺ホルモンが過剰分泌される甲状腺機能亢進症、逆に甲状腺ホルモンの分泌が低下している甲状腺機能低下症といったものについて検査します。
こちらも免疫血清検査単体で診断をつけるのではなく、ほかの検査とも組み合わせて診断をするものとなっています。

上記のような病気の診断に用いる検査ということももちろんあるのですが、たとえば内視鏡検査や手術前に、安全に検査・手術が行えるように感染症検査をする場合もあります。
また、血中の薬物濃度を測定して、服用状況を確認したり、望ましい濃度に収まる用量・用法にするために用いたりもします。

免疫血清検査では一般的に、分離剤の入った容器に血を採り、血液から血球やフィブリノーゲン、凝固因子分離させたうえで上澄みを分離して検査します。
血液をそのまま使わないとなると、ちょっと気になってくるのが「採血量」が少し多くなるのではないかな、ということ。特に貧血持ちの方や過去に採血後に貧血を起こしたことがある方などは、少し不安になるかもしれません。
いったい、免疫血清検査ではどのくらいの量の採血を行うのでしょうか。

実は、血清を使う検査では必ずしも何mlの血液を採取する、といった決まりはありません。では、どのようなところで採取量が決まるのかというと、各医療機関で鳥圧糧散る検査機器や検査方法などによって異なってきます。
容器にあらかじめ凝固剤が入っている場合、その凝固剤が一定の濃度になるように血液を採取するような形になります。
ほかの血液検査でもいえることですが、貧血の心配がある場合などは、事前に看護師さんなどに相談してみるとよいでしょう。